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大分・筋湯温泉 全10室4つの貸切風呂の小さな湯宿

波乱、波乱、波乱!

2024.04.23

今年の山開きは混雑を避けるため4月21日に行われた。この日はあいにくの雨だったが、久住山山頂には1000人もの登山愛好家が登頂したと聞く。あの雨の中、驚きでしかない。

私は一足早く4月17日水曜日に久住山ではないが行ってきた。

この日は幼馴染と前々から計画していた星生山の山行の日。

前日に連絡をとり、ルートと時間の最終確認。

「じゃあ5時半出発に合わせて牧ノ戸で~♪」

そんな会話をしたのもつかの間、数時間後に幼馴染から一件のメッセージ・・・。

「昨晩、つくだ煮のりの瓶が足の小指に落ちてきて...今見たら腫れて、内出血してる。力を入れると激痛。多分...ひびやな。多分、登山靴が履けない。スニーカーも履けない。」とのこと。

まじかーーーーー!

結局、モナちゃんと二人で行くことに。

そして、目的は幼馴染との楽しい登山ではなく、写真とモナの散歩となった。

7:36牧ノ戸登山口を出発。

アセビはまだまだ綺麗でした。

8:10沓掛山到着。

阿蘇五岳が見える。

9:12扇ヶ鼻分岐通過。ここからダイレクトに星生山へ。

梯子箇所はモナを抱きかかえて上りきる。いたって順調。モナも元気にリードを引っ張るかのように先を行く。

こちらはミヤマキリシマの蕾です。まだまだ小さくて開花予想は立てられませんwww

9:50星生山登頂。

今回の目的は星生山からの写真がメイン。

西千里浜と平治岳と大船山。

この日は例年以上に登山者が多い。

モナちゃん、いろんな方に写真をお願いされ満更でもない様子♪

今日は黄砂のせいでモヤッとした空で写真がなんかいまいち映えない。

いや・・、私の腕のせいなのか?

休憩と撮影に一時間くらいを費やし、次の目的地の天狗ヶ城へ。

11:10星生崎に途中立ち寄り。

牧ノ戸を同じ時間に出発したご老人が星生崎の一番の特等席で昼食をとられていた。きっとこの方は大学時代にワンダーホーゲル部だったに違いない超ベテランさんだと勝手に確信する。

先輩、お先に失礼致します。心の中でご挨拶を済ませて先を行く。

星生山から久住分かれまでは結構足元がこわこわです。モナも慎重に下りて行く。

11:35久住分かれ到着。

休憩もなくそこから一気に天狗ヶ城山頂へ。

御池経由~中岳~天狗ヶ城がいつものコースだが、久住分かれから天狗は初めてでちょっときつかったなぁ。

12:14天狗ヶ城山頂到着。

ここで、ランチタイム。

本日のメニューは、ローソンで購入したカップ麵。手作り塩むすびと悲劇(笑)のつくだ煮のりwww。

おやつは週末に食べ残したチップスター、森永の塩キャラメル、ラムネ、そして味の素アミノバイタル(ゼリータイプと粉末タイプ)。ようかんを買い忘れたのが無念!

はぁぁ、本来なら幼馴染と楽しくランチだったのにな・・・。

モナとおしゃべりしながら休憩。

山頂での昼寝は最高に気持ちいい!!

13:00下山開始。

今日は中岳はやめておこう。

御池を一周するにあたって面白いのが池の淵を歩くか中腹を歩くか一番高い所を歩くかを選べるところだ。この日は躊躇することなく池の淵を歩く。

何度も池の水を飲もうとするモナをとめる。ここの水は飲めない。今度、浄水器を買おう!

13:33御池から更に久住分かれへと進む。

ん?モナの様子が少し変だぞ?疲れてるのかな?なんとなく考えながら先を急ぐ。

久住山は登るのはもちろん素敵だが、私はどちらかというと眺めるのが好きだ!

14:01久住分かれ到着。

やはりモナの元気がない。水は定期的にちゃんと飲ませてあげてるし、なんだ?

星生崎真下の岩場はほぼ止まっているような調子。

14:19西千里浜の真ん中を通過。

遅い!やっぱり遅すぎる!

15:30扇ヶ鼻分岐辺りでモナはとうとう一歩も歩かなくなった。

行き交う人がモナと私に声援を送ってくれる。中には、登りで私たちとお話をしたというご婦人が『モナちゃん』と声をかけてくださった。

ご年配と思われる男性グループに水分が足りないようであればと、ザックから持っている水を私に渡そうとしたが、これにはさすがに申し訳なく丁重にお断りした。水は十分に持ってきたつもりだ。いざとなればポットのお湯もある。

20~30分は休憩しただろうか・・・、これは緊急事態だということで、モナを抱えて下山することに。10キロある小さめな柴犬でも背中にザックをしょって更に前でモナを抱えて歩くのはさすがに堪える。右、左、右、左・・・と、前へ前へ進む足の振動で肩から腕が引っこ抜けそうなくらい痛い。持病の頸椎ヘルニアがまた悪化しそうだ・・・と現時点での状況を家族に連絡。

岩場に乗っけたモナちゃん、もののけ姫のモロにそっくりwww

主人から『救出に向かおうか?』と天の声!!

登山の経験がない主人にわかるよう、沓掛山まで来てほしいと救助要請。

そして、私も沓掛山まで残りの力を振り絞る。

飲料水を絶やさないよう、そして脱水症状を引き起こさぬよう大切にいただく。そしてなぜあの時、素直に水をもらわなかったのかとちょっぴり後悔。

16:48沓掛山にて山岳救助隊(主人)と合流

一同ホッとする。

日頃、あまり懐いていないはずの主人に身を委ね、すまない気持ち一杯のこのモナの表情。

17:20無事、牧ノ戸峠登山口到着。

翌日も散歩にも出かけたくない意思を示すモナ。抱っこして草むらに連れて行き排泄、そしてまた抱っこで帰宅。足の裏をよ~く見ると肉球が破れてました。

ちょっと無理をさせ過ぎました。

消毒にはオキシドールを使用すると吐き気を催すのでうがい薬のイソジンをティッシュにつけてぬりぬり。一日で復活しました。

また行こうね、モナちゃん!!

そして、幼馴染の足のケガですが打撲でした!

誤字、ご了承下さい笑


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