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大分・筋湯温泉 全10室4つの貸切風呂の小さな湯宿

朝駆け

2025.07.13

7月9日、3時30分、起床。

化粧もせず日焼け止めクリームだけベタ塗りし出発。今朝は軽く猟師岳南展望台へ。

朝早くはまだまだ暗く、一人では心細いのでモナをお供に出発。

登山口を4時10分に出発。気温21度。蒸し暑い。

暗い。怖い。湿気の多い明け方は何かが出てもおかしくない。モナに来てもらって大正解!私一人ではとてもじゃないが無理。何か出そうな感じの生暖かい空気が山一帯を囲む。

ヘッドライトに集まる小さな虫たちが時々、仕方なく私の顔に向かって飛んでくる。

4時23分、合頭山分岐通過。何も見えない。ヘッドライトで照らされた足元と、それに向かって飛んでくる虫とモナしか見えない。足元の山野草なんて気付きもしない。仕方ない。転ばないように気を付けながら歩く。

4時31分、展望台分岐通過

明るい時には楽しいコースだが、薄暗い夜明け前はちょっと恐怖。ホラー映画のようなシチュエーション。モナは私に寄り添ってくれる頼もしい相棒だ。一緒だと全く怖くない。

今日は意外と遠く感じる。日の出に間に合うのか?

4時50分、撮影場所となる展望台近辺に到着。三脚を設置して黎明を待つ。

この日の出や日の入りを待つ時間ってなぜこんなに早く進むのか?あっという間に空が明るくなってきた。

太陽に照らされたであろう三俣山の雲が赤く染まる。風が強くて雲の流れが早い。雲の流れがくじゅうの山々を幻想的に演出してくれる。

ふと南側の空を見ると1箇所だけ朱色に染まる雲が浮かぶ。写真におさめたが、うまく撮れていない。

後ろを振り返ると黎明の時…。が、いつもうまく撮れない。緊張のせいなのか…?いつも焦ってしまう。

そして、モナは肝心な時に暴れ出す。リードが三脚に絡んでカメラごと引きづり回し、私もついでにモナに振り回される。

強風に煽られ雲の移動が早く、朝日もみるみるうちに上がる。チャンスの時間は儚すぎる。

5時31分ようやく朝日がこちらを差す。

なんとも言えない瞬間。

もう少し歩こうかと思いましたが朝の6時台にこの暑さ、足早と下山しました。

次回は猟師岳で見たお花をご紹介したいと思います。


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