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大分・筋湯温泉 全10室4つの貸切風呂の小さな湯宿

ミヤマキリシマ情報①

2021.05.21

記録的な早さを見せた今年の梅雨入り。

何日も前から練りに練ってさらに練り直した計画にも関わらず、梅雨前線は容赦なくくじゅうの山々を覆い隠し私の意気込みに反発するような動きを見せた。

前日まで晴れと予想されていたのに朝になれば雨…。山の中に住む者からすればそんなに大した問題ではないが、登山の予定を組んでいたのなら話は別。ツイテナイ・・・。

まあ、雨と言っても小雨程度だったので迷ったが、面倒くさがりの私は一旦止むのを待つことに。

十時くらいにパッと空一面が明るくなったので慌てて家を出た。

さあ山行の始まりだ!!

牧ノ戸峠に車を停め、先ずはいつものストレッチから。どんなに時間がなくともこの柔軟体操は欠かすことができない。(この後、このストレッチが功を奏したのか運命を左右に分けた。この話は後々話します。)

今回の目的はミヤマキリシマの開花状況の視察だ。カメラとスマホを片手に、張り切ること十分…。運動不足の中年のふくらはぎは既にパンパン。どうしてこうも体力が落ちたのか…。情けない…。

最初の展望台では雨上がりで特に澄み渡った由布岳と三俣山の美しさについ見惚れ足を止める。さらに先に進むとベニドウダンが満開、そして足元には今シーズンはもう見ないだろうと思っていた可愛らしいハルリンドウが咲いていた。

『今日は花づくしだな!?』と心を弾ませながらゆっくりと急斜面を登ってゆく。

沓掛山周辺まで来るとチラホラとピンク色に染まったミヤマキリシマが!おまけにイワカガミとマイヅルソウまで!

途中、唐松広場で出会った女性と扇ヶ鼻までご一緒させてもらう。

分岐から山頂まではほとんどが蕾だったが、天辺から覗く南斜面には何株かの濃い桃色の蕾がほころんでいた。

 

まとめ

 

沓掛山周辺はベニドウダンが満開。

イワカガミ、マイヅルソウは今から。

ミヤマキリシマはまた三分咲き。明日5/22から日曜日5/23にかけて五分咲きくらいまでになってくれるかな?

 

扇ヶ鼻はあと一週間から十日はかかるかな?五月二十六日から六月六日くらい?

ミヤマキリシマは咲き始めるとあっという間ですが、開花期間は長く、くじゅう連山のそれぞれの山で開花時期が異なる為長い期間でお楽しみいただけます。出来るだけ密を避け無理のない計画を立て事故のない楽しい登山を心がけてくださいね。

 

何度も言いますが、ハズレたらごめんなさい^^;

 

あと、ひとつ。

気になったことがありました。

『上り優先』

『下り』が『上り』を思いやる。これだけは守ってください。

『上り』の方々のペースを乱さないよう皆さんお気をつけくださいね。

 

 

 

 

 


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