立中山(タッチュウサン)
2023年10月4日(水)曇り→晴れ→曇り
7時出発の予定であったが、親子で寝坊をしてしまい、通学に使う唯一のバスに乗れず学校まで車で送り、出鼻をくじいてしまう。
10:00吉部登山口(よしぶとざんぐち)START!!遅すぎる!!!そして慌てていたので、まさかの帽子を忘れるという初歩的なミス(´;ω;`)
なにやってんだ・・・。
今日はテクテクと大船林道から行くことに。(のちにこのコースが生き地獄の入り口だと知ることとなる・・・。)
砂利の車道で迷う心配はない。
野生のシカとタンナトリカブトを発見!毒性の植物。
(タンナトリカブト)
長い、まだ着かない、遠回りすぎる!歩いても歩いても暮雨分岐に着かない!!
ヤバイ!
立中山まで行けるか不安がよぎる。
おまんは誰じゃ?
なんとか暮雨分岐に12:15頃到着。
・・・遅すぎる。不安。
それでもこの風景に癒される。
坊ガツルは美しい。
アケボノソウとリンドウなどの秋の花が迎えてくれた。
(アケボノソウ)
(リンドウ)
(今日唯一みたアキノキリンソウ)
法華院を通過したのが13:00
写真に夢中になりすぎた。
かなり不安・・・。
ペースが遅い時の心得として「急がない!!」ことだ。急ぐとロクなことがない。今までがそうだった。
プチ遭難、転倒による小指の骨折(病院にも行かず自然治癒させたw)、肉離れ(二度経験w)・・・。こんな時だからこそ地図を広げ、ルートを確認し予定の時間の想定する。
「14:00までに登頂すればなんとか行けそうだ。」
ここまできたなら立中山に行くしかない!
鉾立峠に13:20頃到着。
予定より10分短縮できたので、頂いた柿をくらう。
鉾立峠から立中山まで手作り階段を上る。
階段が苦手な私にとってはここが二番目にしんどい。(一番しんどかったのはやはり・・・)
頂上手前は2020年に起きた山火事の跡がまだ残るが、それでも株はしっかりと根をはり、ミヤマキリシマの時期に今まで登ったことがないが大層きれいなんだろうなぁ~と想像してみる。
(大船山とススキと時季外れのミヤマキリシマ)
頂上でモナの記念写真(13:50)
よく頑張ったね♪
ここで昼食タイム。
今日はモンベルのフリーズドライの梅ご飯。熱湯3分で出来上がり!
さあ食べよっと…、
「オーマイガー!!!!!!!!!!!」
箸がなーーーーーーーーーーい!!!!!!!!
仕方なくチョコボールの空き箱で即席スプーンを作成!見た目がよろしくないので写真はNG××
あまりにもキレイすぎて、心地よすぎてついつい長居してしまった。
予定より15分遅く、14:15分下山開始。
途中の神秘的なガスに見とれてしまう。
下山開始後、ここで思いもよらない事故が発生!
モナが疲労により動かなくなってしまった(´;ω;`)ウゥゥ
仕方なく抱っこでしばらく下山したが10キロの獣プラス背中の10キロのザックはきつ過ぎる!
モナを励ましながら、おやつをあげてご機嫌を取りながら法華院に14:58着。
それからは順調に歩いてくれたモナちゃん。
(ナギナタコウジュ?それともミゾコウジュ?)
暮雨分岐に15:30到着。
ここで、苦渋の決断。登り慣れている暮雨の滝経由で吉部に帰るか、それとも日が暮れた時を考慮して絶対迷わない大船林道をピストンするか・・・・??
私が選択したのは大船林道。
ただただ長い。途中で林業関係の方々がいたので
「もしかしたら車に乗っけてくれるかも(´∀`*)ウフフ?」
・・・無情に通り過ぎてゆく軽トラ集団。そして、砂利道を黙々と歩く一人の人間と一匹の獣。
世間はそんなに甘くないということを痛感しました( ̄▽ ̄)
長~い、長~い大船林道は夕方の下山にはとても暗く薄気味悪い道のりでした。
16:48、吉部登山口に到着。
全行程6時間50分。ちょっと長すぎました・・・。
皆さん、これからますます日が短くなります。
ルート確認と余裕ある行程をご計画くださいね(^_-)-☆
特に坊がつる経由で山頂目指すなら8時間は見ておきましょう。(私はのんびりなので次回からは10時間コースで計画します!)
秋の登山は16時までに下山しましょうね。薄暗くなると、人間、焦ります!
最後の最後にサラシナショウマに出会うことができ疲れが一気に吹っ飛びました。
今回の服装。
上:UV加工と速乾性の半袖Tシャツ、薄手のシャカシャカパーカー、
下:ワコールのインナーパンツ、山用の中薄手のパンツ。
ザックの中には・・・
薄手のグローブ、薄手と厚めのフリース2枚、レインスーツ、撥水性のあるストームパーカー
ザックカバー。今回は全く登場なしでした。
くれぐれも帽子を忘れないようにwww
おまんも誰じゃ?
トンガラシではないようだが、モナちゃん食べちゃダメー!!