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大分・筋湯温泉 全10室4つの貸切風呂の小さな湯宿

由布岳へ

2023.11.22

先日11月15日に由布岳へ行ってきました。

天気予報は一日晴れマーク♪

素敵な写真が撮れると期待して出発。

この日は何だかバスに乗って登山口まで行ってみようと思い由布院駅前バスセンターへ。

由布岳までは片道380円。8時55分発36番の別府駅西口行きに乗車。

揺られながら15分。ザックを持った乗客が多く、『もしやこの人たちも?』

トレッキングシューズに履き替える間もなく、由布登山口へ到着。

いざ、由布岳へ出発。

9:15分スタート。いきなり何となく違和感。

立ち止まり、地図を広げ確認。やはり違う。日向岳のほうへ進んでいた!とりあえず引き返そう。早くに気付いたので良かった。

9:28 日向岳散策路へ進んでいた。

『合野越を経て山頂へ』の方へ進む。

枯れ葉が多くて踏み跡ばかり気にしすぎて看板を見落としていた。早くに気づいて良かった。

9:33 由布岳ルートに戻り仕切り直す。

10:00 合野越分岐到着。

ここからジグザグ、クネクネ道。

この看板見るとどっと疲れが出る気がする。

誰かが忘れてった靴の底。長い間、歩いたんだね。お疲れ様でした。

今日はなんだか力が入らない。体調が良くないのかな?と考えながら進んでふと気づく…。

『あ!!そう言えば朝ごはん食べてないわ!』

由布岳ルートには途中に何度も眺めの良い撮影ポイントがある。

眺めの良いところを選び、クエン酸が入った紀州梅のおにぎりを頬張る。炭水化物は登山には欠かせない栄養素。炭水化物不足はエネルギー消費に筋肉が奪われる。危うく、私の足の筋肉を食い荒らされるとこだった!クエン酸は疲労回復にちょうどいい。

お腹を満たしまた歩く。標高が高くなるにつれ、由布院の街並み一帯が見える。

何度もジグザグを越え見え隠れする由布岳東峰の頂き。

あともう少し、あともう少しと自分に言い聞かせ重くなっていく足を前に前に出す。

キツイけど、私は自分の太ももがガチガチに固まっていくこの瞬間がたまらなく好きだ。

11:23 マタエに到着。なんとなくガスが多くなったような。

東峰と西峰、どちらへ?

私はもちろん東峰へ。

西峰は鎖場が多くて上りは良いが下りのことをかんがえて上がらない。だって怖いですやん。

マタエで一人のご年配のミウラさんという方と会話する。

プライベートでは誰とも喋らないと決めているが、おしゃべりおばさんは喋り始めたら止まらなくなるwww

その方は山をとても愛されているような方で由布岳が活火山という事や東峰と西峰の間にできている窪地は昔の火口だという事や飯盛ヶ城も火口跡という事などを教えてくれた。

11:40 由布岳東峰登頂。(1580m)

鶴見岳、別府湾、国東半島、くじゅう連山、涌蓋山、万年山がみえる。

西峰(1583m)もこの時はまだみえていた。

しかしすぐにガスだらけ。

昼食の準備を始めていると

『正規のルートはどこですか?』

とまた違うご年配の方から声をかけられる。

お話を聞いてみると、登山ルートを間違えたらしい。ハッと気付く!

『もしかして、登り始めてすぐに日向岳の方へ右折されませんでしたか?』

聞くとやはりそうだった。8時に出発して約4時間かけて登られている。

あそこは気をつけた方がいいんだね。良かった、私は早く気付いていて…。

話は戻り、昼食のメニューをご紹介。

前日に買っておいたマックの三角チョコパイいちごカスタード味、熊本の知り合いにもらった蜂楽饅頭とコーヒー。もちろんコーヒーは山頂で沸かしたドリップコーヒーを…と言いたいところですが、あらかじめお家で淹れておいたコーヒー。(サーモスは最高です。全く冷めておらずウマイ♪)

ミウラさんから柿、みかん、クロワッサンを頂き、お腹がはち切れそうになるくらい食べる。

いつの間にやらガスの中。

シャッターチャンスを待つが頂上はガスの中。寒い。前日の初冠雪の雪も残っている。ガスの中。真冬まではいかないがじっとしていると、とにかく寒い。

1時間粘ったが、写真は諦め12:40下山開始。

下山はあっという間。

合野越分岐あたりで野生の鹿二頭に遭遇。鹿までの距離は4〜5メートル。カメラを構えてもピクリともしない、かなり神経の図太い鹿らしい。

めっちゃカメラ目線!白いお尻がとってもキュート♡

晩秋の風景を撮影したりで14:54下山。

帰りもバスに揺られながら由布岳を後にする。

なかなか良い登山だった。


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