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大分・筋湯温泉 全10室4つの貸切風呂の小さな湯宿

扇ヶ鼻と岩井川岳

2025.01.23

昨日はかねてから企画した山行がようやく実現!二人の休みがなかなか合わず、待ちに待った日だ。

高校時代の友人と久しぶりの再会がこの登山だ。山ってのは何かを私に引き寄せてくれる。

当初は二人のつもりだったが、小中学校が同じだった友人も誘い、岡藩(竹田市)出身の三人による登山大名の御~成~~り~~~。

8:20 瀬の本スタート。

本日は岩井川岳を目指す。本来なら大雪の予定であったが一週間前からなぜか陽気な日が続き、せっかく降り積もった真っ白な雪も太陽の日差しに溶かされ、下から山を見上げてもうっすらとしか雪が残っていないのがわかる。

杉林が続く林道をクネクネと歩く。私を除く二人はチェーンスパイクを装備するくらい所々に雪が固まっている。私はがっつりアイゼンなので木の根っこに引っ掛かりそうなので未装着で進む。

段々と木々に囲まれた中を進むにつれ残雪に足が隠れる。

10:00 阿蘇山眺望広場

今日の天気は雪が残ってはいないが最高の青空とうっすらと広がる雲海。阿蘇山系が幻想郷のように映る。

ここから木々がうっそうとしているが岩井川分岐まであとちょっと。

10:37 岩井川岳分岐到着。

ここで、大名会議。岩井川に行ってから扇ヶ鼻に行くか?それとも扇ヶ鼻をハントしてから岩井川を目指すか?私は何度も行っているのでみんなに判断を委ねる。分岐から扇ヶ鼻を見上げると初めての人なら少々ゾッとするような尾根。だが実際には30~40分で上がれる。それを聞いてか扇ヶ鼻を目指そう!!ということに。

これは去年の写真

分岐から扇ヶ鼻は少し勾配はキツイ。リズミカルに歩けばそんなにはきつく無いはずだが、年々衰える足の筋肉に深いダメージが与えられる。その点モナにはこの急登は何の問題もないようだ。

11:09 扇ヶ鼻登頂。1698メートル。1700にも満たない山だが、ここから眺める星生山、久住山、天狗ヶ城、中岳らは大船から見る景色と同じくらい美しく映る。

タイマーのシャッターを待っている様子。

一週間前、よほど寒かったことを小さな雪庇たちが教えてくれる。

毎度だがいい写真が撮れない。

下山開始前に扇ヶ鼻から分岐にかけてアイゼンが必要だと判断しザックの中を探す。

・・・・ない!!どこを探してもない!ザックの中身をすべて出して探したが持ってきたはずのアイゼンがない!探してる間にモナちゃんが私のザックからジャムパンを盗み食いするwww

結局、アイゼンなしでの下山。カニさん歩きとストックで分岐を目指す。

12:08 岩井川岳到着。

私は岩井川岳に何度か来ているがこの標識にたどり着けたのは初めて。

優子ちゃん、標識を破壊!そして修繕wwwその様子を後ろから心配そうに見守るまゆみちゃん。 同級生との登山はずぅっと喋って笑って幸せオーラが出っ放し♪

少し風が当たって寒いので分岐まで戻り・・・

12:40 分岐で昼食。

実は、私はアイゼンだけでなくこの日は大切なものを忘れていたのである。それはモナちゃんの水と昼食と容器。おやつだけ持ってきてはいるが、飼い主失格である。昼食で即席みそ汁を作るために持ってきた水筒の熱湯と雪をコップに入れてモナの飲料水を作る。真夏でなくてよかったとつくづく思う。

優子ちゃん、雪に埋もれたいという夢を実現させるが、溶け始めた雪は固くて思うようにズボッと埋もれない笑

違う場所で私もやってみる。仰向けにやった優子ちゃんとは逆に私は顔から突っ込む。もうすぐ50。同級生といるとみんな10代の頃のまんまだ。

モナちゃん、心配しているのか?

ふかふかの雪じゃないとただ倒れてる人にしか見えない。火スぺだわ、コレwww

13:04 下山開始

下山は早いはずだが、モナがまたボイコットを始める。歩くのが面倒くさくなったようだ。動かない。リードを引っ張ってもビクともしない。マユミちゃんが持っていたラスクをチラつかせながら自力で歩かせる。

チェーンスパイクを外しているのにラスクをもらえると思っているモナちゃん。

15:07 なんだかんだで瀬の本下山終了。

この三人で新たに『くじゅうモモンガ倶楽部』をまた再始動させようと思います。

写真提供:まゆみちゃんと優子ちゃん


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