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大分・筋湯温泉 全10室4つの貸切風呂の小さな湯宿

天下無双のまじない師

2021.05.13

こんにちは。

私は二つのおまじないが使える。

一つ目は『魔法の手』。

子供の頃、私が高熱を出すと両親が額に手を当ててくれた。不思議とそれまで苦しかったものがすぅーっと消えてなくなるのだ。それ以外にもマラソンのきつい練習で筋肉痛になったふくらはぎや原因不明の腹痛も手でさするだけで痛みが和らぐのだ。鎮静剤や湿布よりはるかに効き目があるので私は自分の子供にもそうやってきた。(これでお金を稼ごうということは一切ないのでご安心を^^;)

二つ目は『大丈夫』。

自信がない時、不安な時、迷った時、『大丈夫、大丈夫…』と声に出して唱えると本当に大丈夫になるというおまじない。子供が転んだ時にお母さんがよく口にする『痛いの痛いのイタステ山に飛んでいけー』もこの一種で、言葉の一つ一つに宿る不思議な力が言霊としてこの『大丈夫』という言葉にも働くようだ。そして言霊は自分に返ってくるのだから当然、嫌な言葉も必ず返ってくる。

今、私たちは経済の回復と疫病感染拡大のジレンマと日々戦い心がボロボロだ。不平不満や愚痴も自然と多くなるだろうが、こんな時こそ『陰』より『陽』、『負』より『正』、『マイナス』より『プラス』の言葉をできる限り使うように心掛け人生を楽しく乗り切りたいと考える。

気休めにしかならないのかもしれないが『大丈夫、大丈夫』と声に出す事を習慣づけると、一年後、二年後…、十年後の方が、今よりもずっと、心が豊かになっていそうな気もする。

 

もしかすると、幼少期に痛い所をさすってくれた私の両親も『大丈夫、大丈夫』と心の中で唱えていたのかもしれない。

 

『魔法の手』と『大丈夫』でもう一踏ん張りしようと思う。

 

 

 


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