お米を食べよう
昨夜の賄いは赤魚の煮付け。煮魚と白ごはんを交互に口に放り込んでいたつもりだったが、白ごはんが残ってしまった。
白米だけを食べる。
『旨い!!』
今日はやけに白飯が旨い!
なぜこんなに美味しいんだろう?
私の実家は農家で主に米を作っていた。朝の食卓にパンが登場することはなかった。パンを食べるものなら『日本人なら米を食え!!』と私の父は軽く目を閉じ私たちを諭していた。
私がお年頃になった頃、いつも汚れた作業着と地下足袋、そして軽トラに乗って仕事をしている父が恥ずかしくて『収入の少ない農業なんかやめて会社勤めすればいいのに』と心無いことを言った事がある。
その時父は、『今、農業は厳しく耐える時だが生きる上でなくてはならない仕事だ。だから絶対になくしたらいかん!』と私を論破した。(この世にはもっと稼げる仕事が沢山あるんだよ、チッ!このクソジジイめ)と思ったが、今は100%、父が正しかったと思う。他界して実家からタダでもらっていた米は買うこととなり、一粒残らず食べにゃいかんと強く思うようになった。実際、農業がなくなれば飲食業なんてあっという間に廃業だし、食べ物がなくなったらまず生きていけない。
そこで、ちょいと米農家について調べてみた。
1965年、488万戸あった農家は2000年に175万戸、2015年には94万戸、約50年で五分の1に減少。収穫面積も約281万ヘクタールから約112万ヘクタールに減少。
米農家の減少理由として取り上げられるのは、
①年間消費量の減少。
1962年に一人当たり年間118.3キロだったのが2020年には53キロ。
パン・パスタなど主食の選択肢の広がりや人口減少により、食べないから売れない、売れないから作らないに繋がる。
②米農家の収益の減少。
昔は米農家を守る為に輸入はしなかったが、1993年の米の不作により海外からの輸入に頼り今ではアメリカから年間77万トンを輸入している。
それに合わせるように米の消費量が減った結果、米の供給量が需要量を上回り、販売価格が低下。
③後継者不足
少子高齢化による後継者不足。
対策としては、
学校給食の消費症例運動や米を使ったアイディアコンテストなどの実施や、米粉や加工品を使った商品の需要拡大をすすめるにあたっての補助金事業などが…◯×△◇?&-/“!?;-)!@,@@:!&.@^*%|
はぁ、説明するのが疲れた・・・・。
農林水産省さんよ!まどろっこしいことを言ってるけど、結局のところお米食べなさいよ!ってことでしょ!?
そう松本幸四郎さん家族がテレビのトーク番組で『米は野菜だ!』って言っていたのを聞いてすぅ〜っと私の中に入ってきた。『野菜をたくさん食べましょう』と聞いて『よし食べよう!』という人がいても、『お米をたくさん食べましょう』と言っても『お米は太るから…』と断る人の方が多い。しかし!炭水化物ダイエットとか言って、白飯食べない代わりにカロリー高いおかずやお菓子を余計食べてますから笑(私がそれ笑)
米を野菜だと思えば罪悪感ゼロです。だってお米も野菜も田畑で育てているので、ほぼほぼ一緒ですから~。
白滝の朝ごはんを食べる時にはぜひ米をおかずに米を食べてください♪
お米は水を入れて炊くので、お腹を満たしてくれるしお通じもよくなります。
そして何より米は旨いぞ~♪
最近次女が厳しい。『お母さん、お菓子ばっか食べんでご飯食べなさい!!』とうるさい。
しつけが厳しかった父が完全に憑依しているwww
では最後に、日本全国のお米農家さん!これからも美味しいお米を頑張って作ってください!お願いします!
米は人類そのものだー!